本大会のビジョンの一つは、日英両国それぞれの魅力を称えることにあります。 長い歴史と伝統を持つ日本の駅伝文化を英国の地で再現するには時間を要しますが、こうした形でその本質的な要素を取り入れながら、少しずつ実現していきたいと考えています。
先日、その一つとして、「ザ・リディング・カップ」を発表しました。 このトロフィーは、今後長年にわたり、大学駅伝対校部門「レーサーズ」の象徴となることを願って制作されたものです。
「リディング・カップ」は、英国のLinley社によってデザイン・製作されました。 その本体には、“街の肺”として知られるロンドン・プレーン(スズカケノキ)の木材が使用されています。 また、ベース部分には鹿児島県・屋久杉の、樹齢1000年を超える貴重な木材が使用されており、日本航空の協力により英国へ届けられました。
発表会では、The Financial Times CEOのジョン・リディング氏が、初代UK駅伝の優勝チームであるオックスフォード大学クロスカントリークラブの代表者に、このトロフィーを授与しました。
そして、6月20日開催される第2回大会の表彰式にて、輝かしい優勝チームに、この「リディング・カップ」が授与される予定です。
