初のFT日経UK駅伝が昨日開催され、日本のリレー競技の精神が公式に初めて英国に持ち込まれました。レースはフィナンシャル・タイムズグループ(FTグループ)と日本経済新聞社(日経)が主要スポンサーを務めました。
レースは、日本の天皇と皇后の25年以上ぶりの 英国公式訪問 の前夜に開催されました。
この長距離駅伝レースには、10人のランナーからなる18チームが参加し、オックスフォードをスタートし、ウィンザーでゴールする、全長約120キロのテムズ川沿いの風光明媚なコースを走りました。各ランナーは、バトンではなく、日本の伝統的な襷(たすき)を身につけて走りました。
優勝したレース(大学)チームはオックスフォード大学(7:48:14)、ケンブリッジ大学(8:25:12)とバーミンガム大学(8:41:41)でした。優勝したランニング(企業およびクラブ)チームはパリマラソンチーム (9:15:07)でした。
レースの優勝者には、FTグループのCEOジョン・リディングによって花冠が授与されました。駐日英国大使の ジュリア・ロングボトムも出席しました。
FT Group のCEO、ジョン・リディングは次のように述べています。「第1回FT日経UK駅伝に参加し、この象徴的なレースの真の精神を目にすることができて、とても感激しました。世界が分断されている今だからこそ、日本と英国の文化交流を深め、チームワーク、協力、国際交流の大切さを示すこの歴史的なイベントを支援できたことを嬉しく思います。優勝したチームと参加された皆さまに心からお祝いを申し上げます。」
UK駅伝 の創設者であるアンナ・ディングリーは次のように述べています。「ランナーのエネルギーと持久力、そしてチームワークの精神を目にし、感動しました。これこそが駅伝の真髄です。箱根駅伝が100回のレースを迎えたことに深く感銘を受けています、UK駅伝も今後100年間続くことを願っています。すべてのランナーとサポーターの皆様に感謝します。」
参加チームには(敬称省略)、オックスフォード、ケンブリッジ、バーミンガムの大学チーム、フィナンシャル・タイムズ、日経、アーカスインベストメント、ミズノ、大和証券キャピタル・マーケッツ、日興アセットマネジメント、Yu Lifeの企業チームが含まれていました。他のチームには、もみじチャリティ、パリマラソンチーム、南蛮連合、ランナーズワールドマガジンを特集したJETプログラム同窓生、RAF医療サービス、ヘンリーローイングクラブランナーが参加しました。
フィナンシャル・タイムズグループと日本経済新聞社がスポンサーを務めるこのレースは、日本と英国の長年にわたる文化的な絆を示すとともに、日本のランニング文化の一面を楽しむ機会を提供することを目的としています。
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UK駅伝について
日本の長距離リレー形式である駅伝は、数百年前にランナーが定められたルートに沿って駅間で重要な情報を伝えていた時代にその起源を持ちます。2024年1月に100回目を迎える箱根駅伝を称賛し、祝うために開始されたUK駅伝は、バトンの代わりに襷を渡すことや象徴的なルートなど、数多く日本の駅伝の要素を取り入れています。このレースは、チームワーク、持久力、仲間意識を重視し、また、英国と日本の親密な絆を強化する役割も果たします。
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